作業療法(Occupational Therapy:OT)



 作業療法は、身体または精神に障害のある方、またはそれが予測される方に対して、その主体的な生活の獲得を図るため、機能の回復・維持および開発をうながす「作業活動」を用いて行なう治療、訓練、指導および援助と定義されています。(日本作業療法士協会 定義)

 ここでいう「作業活動」の「作業」とは、人が健康に生活していく上で必要な、行為、行動、動作、(身体的・精神的)活動を意味します。

 当院では、昭和63年に精神科作業療法の施設基準認可を受けて以来、入院患者様が障害された部分(閉じこもり孤立したり、生活のリズムが乱れたり、人付き合いが苦手になるなど)を少しずつ克服し、本来その方が持っている健康な部分を生かしていくことを作業療法士が援助しています。そして、その方々が活動を通して人とふれあい、作品を作り上げていく過程で、ゆとりや主体性を回復し社会生活に戻るための準備をしていきます。