関節から起こっている痛み(膝痛、腰痛等)で通院されている方から、よく受ける質問についてお答えします。

仕事が忙しかったり、たくさん動くと痛みが強くなるのですが?


体をたくさん使い疲れがたまってくると動いたときの負担が直接関節にかかるようになります。そのため関節の障害が生じたり、元々の関節の炎症が強くなるために痛みが強くなることがあります。

  疲れがとれれば痛みが治まる場合もありますので、まず睡眠や休息を十分にとり体を休めて下さい。風邪などで体調が悪い場合も同様の痛みがでることがあります。




座っているだけで腰が痛くなるのですが?


同じ姿勢を長時間続けると腰の関節(主に仙腸関節)にかかる負担が大きくなります。そのため前述のように関節の炎症が強くなり痛みが増悪する場合があります。

良い姿勢、悪い姿勢というものは特にありませんので痛くなってきたら楽な姿勢に変えると良いでしょう。椅子などに座って動くことができないときは重心を左右に移し変えたり、足を組み替えたりすることでもある程度効果はあります。  





運動はしたほうが良いのでしょうか?


歩くことや水泳、腰痛体操など痛みが強くなるようでしたら逆に悪化の原因になります。痛くなると言うことは身体に何らかの負担がかかっているというサインですから注意して下さい。

一般的な運動は治療ではありませんのでまず痛みの原因を治療することが重要です。運動をしたい場合は関節の状態が改善し痛みが軽減してから行って下さい。





固いふとんに寝たほうが良いのでしょうか?


よく腰の為には固いふとんがよいといわれますが実際にはむしろ逆効果なようです。

脊椎というのは横から見ると弓のような湾曲があります。そのため実際にはこの湾曲に沿った状態に沈むぐらいの固さがちょうどよいのです、また逆に柔らかすぎて体が沈み込むようでも痛みが強くなる場合が多いようです。

もちろん人間は寝ている間に姿勢をいろいろ変えますし、1人づつ背骨のカーブや体重は違いますから固いふとんにこだわらず実際に寝てみて一番快適な固さにしてみて下さい。




やせたほうが良いですか?


肥満が痛みの全ての原因ではありません。しかし体重が増えますとどうしても上半身の重さが各部位への負担となりますので痛みはでやすくなります。